最近では、貸物置サービスの投資にチャレンジする際の初期投資費用が徐々に割高になってきています。以前は空き地にコンテナをそのまま設置すればよかった貸物置サービスの投資ですが、最近では度重なる地震や土砂崩れなどの影響で安全面への配慮がとても細かくなってきているためです。そのため、コンテナを設置する為のコンクリートであったり、コンテナを重ねる際の止め方だったりなどが、非常に厳しい基準になりつつありますので、どうしても初期投資費用が割高になってしまう傾向になり賃料に影響してくるのです。
初期設定費用が割高になったからといって、賃料をむやみやたらに割高に設定してしまうのは顧客離れを引き起こしますので、賃料の設定は慎重に行わなければいけません。一度貸物置サービスの賃料が割高というイメージが付いてしまうと悪いイメージを払拭する事が難しいからです。そのため、貸物置サービスの賃料を割高と思わせないように賃料は据え置きで、コンテナの大きさを少し小さ目にして設置する数を多くする事で全体から入ってくる賃料を上げるなどの対策をとる必要があります。2016年現在において、以前よりも円安傾向にある為、コンテナ代金も割高になっている部分など頭を抱える状況が続きますが、ライバル貸物置サービスを出し抜くチャンスでもありますので、賃料の設定は慎重に行うようにしてください。